日本ダウン症協会群馬支部

子育て教室
 

 子どもの発達に関する相談・子育ての相談・成人期に相談 ~ 子育て相談 ~

 

ダウン症の育ちの特性を伝えながら、生後間もなくから成人期までのお子さんに必要なかかわりを親御さんと一緒に考え、バランスの良い成長に向かうようにお手伝いをしています

親御さんが願うことは社会の中で生活していくために必要な発達です。

それは、お話ができて、お友達と遊ぶことができて、食事や着替えなどの自分のことができるようになってほしいということです。

親の願いとしてトータル的な子どもの発達相談ができる療育を求め、親の会としては数少ない「 療育教室 」を1993年に作りました。そして2001年からは「 お父さんお母さんのための子育て相談室 」と名称を変え、現在では「 子育て教室 」として運営しています。

子育て教室では2名の相談員が担当し、子どもの成長にとって大切なコミュニケーション、物事の理解力、運動能力、身辺自立がバランス良く発達していくことを目指し、1人1人のお子さんに必要なかかわりを一緒に考え、その子どもの持つ能力を使ってより良い成長が望まれるようにお手伝いをしています。

また、平成28年度から成人期の勉強会が始まりました。障がいによる感覚の弱さからくる行動の特性をご家族が知ることで、ご本人がわかる生活を営んでいけるように一緒に考えます。

子育て教室は、勉強会と集団療育の2つあります

生後間もなくから成人の方までのお子さんの親御さんを対象としています。

現在は、オンライン形式で行っています。

 

・勉 強 会 年齢別の小グループに分かれて奇数月に行っています。ダウン症の特性と、子どもの発達に必要なかかわりをテーマに沿って事例を交えながら学びます。

テーマの例:「 ことばを引き出すかかわり 」

・集団療育 子どもの育ちにつながる親子あそびや集団あそびをします。年齢別の小グループに分かれて、毎月( 8月を除く )行っています。

オンライン画面にお子さんの様子を映しながら行います。

※集団療育の一部は、群馬県障害児子育て支援事業の助成金を受け

て活動しています。

   

◆成人期相談 

成人の方で行動に変化が現れ生活に支障が出るなど、ご家族や福祉関係の方からの相談に随時対応します。

例:トイレでの独り言が増えた、入浴に2時間くらいかかるなど

     

子育て教室

2019年 勉強会予定内容

◇ 2019年 勉強会予定(奇数月、各教室で勉強会を行います)

5月  子どもにとってのおしっことうんちについて

7月      子どもにとっての食べること

9月    子どもにとっての着替え

11月   子どもにとってのおふろ

1月      子どもにとっての遊び

3月  育ちを学ぶ

◇ 集団の予定 (年齢の応じたクラスになっています)

4月  動く楽しさを知る

5月  身辺自立に必要な体づくり

6月      身辺自立に必要な体づくり

        ・子どもにとっての食べたいという感情を引き出す

7月  身辺自立に必要な体づくり

   ・体幹を鍛える

9月  着替えに必要な体づくり

   ・着替えに必要な場面が生活の中に・子供にとって着替えがスムーズにできる体に

10月 身辺自立に必要なからだづくり

11月 イメージする力を育てる

12月 お風呂でつかう体づくり

1月  遊びが楽しく感じる